[Music] フジロック10覚え書き

今年も3日間行ってきました。メモ程度の覚え書きです。後でちゃんとしたのを書くかも書かないかも。

  • 1日目。
  • 到着したらチケット引き換えの行列が出来てて焦る。時間通りに入れない! いつもこんなに並んでたっけかな…。
  • 入場ゲートをくぐった直後、スーパーフライのワールドカップが聴こえてきて、不覚にもテンションが上がる(曲名は知りません)。
  • ボウディーズ、途中からだけど何とか観られた。若くて勢いがあって良かった。ボーカルはしゃがれ声だけど、MC は普通の好青年て感じ。
  • グレイプバインは最初と最後の曲がプログレでサイケでびっくり。アルバム聴いてみようかと思った。ライブはサポートで入った長田進の存在感がすごくて、完全にバインを喰ってしまっていたような。
  • 物販でクーラシェイカーとミュートマスのTシャツを購入。
  • ミュートマスは苗場にもよく映えていました。相変わらず素晴らしかった。タッパがあってかっこいいなぁ。
  • オレンジまで歩く。ヘブンとオレンジの間の道をアスファルトで舗装した人がベストアクトってことで。
  • ダーティプロジェクターズで久しぶりに人力ポストロックを観た気がした。女性ボーカルのコーラスが心地よい。雨に打たれながら就寝。
  • マグマは1曲目が恐ろしかった。おどろおどろしい曲調に、地獄の底から湧き上がるような奇声。悪夢のような時間。
  • しかしその後からは一変し、オペラ的なスタイルで、統一された美しい世界観を堪能しました。素晴らしかったです。それにしても、あの1曲目は本当に何だったのだろう…。
  • マグマで満足したのと、雨でやられたのとで、大トリを全てブッチして即効で退散。
  • 2日目。
  • らぞくは名前から想起していたイメージと違って、かなり真面目な音楽って感じで正直イマイチ。もっと良い意味でバカっぽいモノと思っていたのですが。
  • ナラシラトパンパイパーズ、去年のレーベンのような、至るところでライブしてる、ソロモン諸島のバンド。とても愉快でとても素晴らしかった。変な笛を吹きながら踊る。「サカモトソング」やりますとかいって、日本の唄もやってた(上を向いて歩こう)。日本語で唄っててちょっと感動した。
  • クーラシェイカーは新譜が超地味で心配だったけど、貫録のステージングだった。相変わらずギター上手い。それまで一言も日本語言わなかったのに、ハッシュでいきなり「イチ、ニ、サン、シ!」とか言ってて笑った。盛り上がった。
  • ジェイミーカラムはグリーンステージなのに本格的なジャズセットで驚く。ピアノを軽やかに弾いていけ好かないと思ってたけど、実際いい人で認識を改めました。ライブも熱くて良かったです。反省。
  • トロンボーンショーティは今年のベストアクト! ジャズでファンクで勢いのある楽曲に興奮し、中盤のマーヴィンゲイのカバーで一気に持っていかれました。速い曲には熱さがあって、スローな曲には色気があって、素晴らしい。超熱狂した。
  • アバロンでナラシラトパンパイパーズをチラ見(2回目)。同じセットだったけど相変わらず良かった。ホワイトへ移動。
  • ザックのバンドは音のバランスが悪かったような気がする。せっかくのジョンセオドアのドラミングが消えてしまったような…。個人的にはかなり苦行に近い時間で、途中で退散。
  • アバロンで雨に撃たれながらクリスチャンバンダー(マグマのリーダー)。崇高なピアノ弾き語りでとても良かったけど、合羽から雨が侵入したりチャックが噛んでしまったりで色々と格闘してて集中出来なかった。残念。
  • 苗場食堂でワンショットを見る。これもマグマのメンバーによるバンド。こちらはかなり硬派なプログレ変拍子入りまくりでとても良かった。結果、マグマ関連のライブをコンプリートする。
  • この日も雨にやられた。合羽を着てるのに、肩がびしょ濡れになってしまう謎。
  • 3日目。
  • オアシスで飯を食いながらアジカンを漏れ聴く。選曲がかなりベストな感じで良かったのではないでしょうか。朝は知ってる曲を何も考えずに聴いて、目を覚ますに限ります。
  • オーシャンカラーシーンの前に、ビートルズアビーロードがまんまかかってて笑った。OCS はビートルズだよなやっぱり。
  • そして貫録のステージングでした。相変わらずギターのスティーブは自由すぎる。ボーカルのサイモンがギターで底支えする状況とか笑えてしょうがない。良かった。
  • アバロンで寝てたら、何とか言うネパールの人のライブ(名前読めないごめん…)。始まる前の、アバロンの進行役の人のネパールトークで時間が押してた。結構良い雰囲気だったのに、最後まで観られなかった…。
  • オレンジでマラカンを観る。スペインの自治州、アラゴンのバンド。去年のエスネベルーサみたいな感じか。結構ゴリッとした強めのスカパンクだけど、時折バグパイプ等の民族楽器をプピープピーと吹いたりしてて面白かった。とても力強く、かなり盛り上がる。準ベストアクト。
  • 引き続きオレンジにて、守屋純子とビッグバンドを見る。ジャズを聴くと何だか和むのは、最近ジャズのライブの方によく行っていたからでしょうか。分かりやすい選曲と展開で楽しかった。パーカッションの人、見覚えがあるなと思ったら ROVO の岡部さんだったり。
  • グリーンまで歩いてブンブンを最後の数曲観る。良い意味でバカな盛り上げ方をしてる曲は良かったと思います。力あるのだから、最後の曲みたく小難しい展開は個人的にいらないです。
  • 鉄腕アトムは、フリーさんが暴れん坊将軍と化した3、4曲くらいは素晴らしい曲がありました。他はそうでもなかったけど、グリーンで複雑なリズムをちゃんと聴かせるのは良いと思った。あとジョイディビジョンのカバーを待ってたのに、やらなくて落胆する。
  • 入場規制を心配して、即効でホワイトの先に抜ける。ヘブンでモーを観たり、アバロンで飯を喰らったり。
  • アバロンの大トリに出てた「Deep Cover」って誰だったんだろう…。ベタベタなエレクトロファンクで結構楽しかったのですが。
  • ベルセバは大所帯なのに軽やかでちっとも迫力のない、のどかなライブでまったり楽しみました。最後が尻すぼみな感じで終わってしまい、それもまたベルセバらしいかと思う。「Another Sunny Day」をやってくれなかったのは残念でしたが、だいたい良かった。ふわふわした気分のまま、終了。
  • 帰り際にまた雨にやられた。だから何故、肩がびしょ濡れになるの…。
  • 以上です。今回は全体的にまったり楽しみました。また来年?