歪曲王さん

メルマガによると、次のファウスト上遠野浩平特集だそう。
私、上遠野さんはとても好きな作家なのですが、私の上遠野好きをはっきり決定付けたとゆう作品は、「ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王」です。デビュー作も衝撃でしたが、これは特に。作品に散りばめられた音楽の「しかけ」が面白かったなぁって、思ってるんです。つまり「ロック」と「クラシック」いうことです。でも、この構造を色んな人に話しても、スルーされまくるのが悲しいです。みんなミステリが好きってこういうのが好きなのと違うのかよぅ、という感じで、いつも悲しい。
上遠野さんは、当時メディアワークスが出していた「電撃アドベンチャーズ」という雑誌で、 *1 (カリフォルニケイションが出た当時の)「Scare Tissue」におけるレッチリの枯れ具合が気になる今日この頃、みたいな、かなり雑誌の内容とずれた感じのコメントを残していて、親近感を抱いたことを覚えています。音楽の話を聞いてみたいです。ファウストのディスクレビューは拡大版を希望します!

ブギーポップ・オーバードライブ 歪曲王 (電撃文庫)
追記、あれ? 上遠野さんの発言て、電アドじゃなくて電撃hpだったかなぁ。自身がなくなってきました……。

*1:小説とかTRPG関連記事とかが載ってた雑誌、当時はRPGマガジン、ログアウト、ドラゴンマガジン、コンプRPGとかいっぱいありましたね。