舞浜

千葉県は毎月1日が映画の日で1000円均一ということで、イクスピアリで映画を見てきました。
http://www.ikspiari.com/cinema/index.iks
『シカゴ』
http://www.chicago-jp.com/
とても面白かったです。正直言ってあまり期待していなかったのですが、非常に分かりやすいストーリーに、時折というかしょっちゅう挿入されるミュージカルのシーンがとても良い出来で、くらくら来ました。 *1 人物が登場する度に、紹介シーンからミュージカルへと突入するのですが、弁護士役のリチャード・ギアのうさん臭さといったらもう! *2 面白くてしようがありませんでした。二枚目半的な存在として超はまり役。想像以上に楽しめました。
『ムーンチャイルド』
http://www.moonchild-movie.com/
で、調子に乗ってというかどうしてもみたいという人がいたので、ムーンチャイルドを見てしまいました。ガクトやらハイドやらが主役をはるという、何で私がこれを見る羽目になったのか……、という作品でありますのことですが。
内容自体はストレートにセピア色の青春を描きつつ、アクションもふんだんにとりいれつつ、と結構悪くない出来でありました。映像が PV っぽいエフェクトをふんだんに取り入れててそれは良かったです。でも、いかんせんがんばりすぎたというか、優等生的に真面目にやりすぎているというか……、エピソードを盛り込みすぎて、お腹いっぱい状態でした。どうも、ちゃんと作りすぎているような気がします。破綻を生じないようにしようとするあまり、テンポを失ってました。「凶気の桜」的なつらさを随所に感じた映画でした。最近の日本映画ってこういうの多いんでしょうか。
あと余談ですが、ハイドのあまりの大根役者ぶりには見ているこっちがハラハラしました。狙ってるんじゃないのかと思うくらい。

*1:ちなみに本来私はミュージカルは苦手な方です。
何だか恥ずかしくなってしまって。タモリと同じ。

*2:なんかリチャード・ギアって昔から美形なんだけど妙に胡散臭いというか、いやらしい感じがしませんか? ちょっと苦手だったんですけど、この映画では開き直ってむしろそのイメージを前面に押し出していたような気がします