SUPERCAR

明日のライヴに備えて、スーパーカーのことをぼおっと考えていました。なんと言うか、聴く度に常に感じることなのですが、やっぱり捉えどころがないバンドだなぁと思います。音楽的にがんがん変貌しつつも、その捉えどころのなさは変わらない、どころか最新作なんて特にそれが強いと思いますし。生活感がないというか、何かが欠落しているような気さえします。だからこそ、スパカにはまる人は、その欠落した部分に、自分自身の物語を埋め込んでしまうのかもしれません。スパカについて話をすると、最終的には自分語りになっていくというか。そう感じた部分を、私は日記で無防備とか無邪気と形容したのですが、くるりがメンバーチェンジを繰り返したり、プリ・スクールが特有のシニカルさをまとったり、ナンバーガールが再構築したりするのとは明らかに違うという気がします。何か変なバンドです。でも、このくらいの距離の方が合う人もいるんでしょうか、この辺はよく分からないです。完全に印象だけで書いていますので……。ぜんぜんまとまらないですけどおやすみなさい。