nettyu 出張版

THE KILLS "KEEP ON YOUR MEAN SIDE"

ガレージ・ブームの最終形としての、ブルージーなロックの復権、それがこのキルズではないでしょうか。セクシーなヴォーカルと攻撃的な曲調は、やはりというか、スヌーザーに書いてある通りというか、YEAH YEAH YEAHS、そして P J ハーヴェイをほうふつとさせます。どちらかといえば、彼女らと比べると、キルズはもっと気だるげで、ダーク。UK 風味が入っているという感じです。これはこれでオリジナルな魅力があり、やはり素晴らしいです。とても気に入りました。余談ですが、バンド名もさることながら、メンバーがロンドン出身の「ホテル」と、フロリダ出身の「ヴィヴィ」というのも面白いです(が音は本気です)。