[Book] 読書メーター2010年10月分まとめ

アフタヌーンのバックナンバーを読み進めていますが、気になさらないでください。
小説読まなくなったな…。

10月の読書メーター

読んだ本の数:18冊

読んだページ数:2575ページ



着想の技術 (新潮文庫)着想の技術 (新潮文庫)

筒井康隆の小説の書き方というか、書く姿勢について、雑誌からの文章を寄せ集めてきた随筆集みたいな感じ。題材は夢日記とか、虚構と現実、など。実践的な指南書ではありませんが、小説を書くために彼が精神分析を勉強して自己を深く知ろうとしたというくだりは、興味深かったです(手段は何でも良いが、オノレを知ることが面白い小説を書くことにつながるという考え)。分かりにくくてややこしい話も多く、全体的には筒井マニア向けって感じ。解説は斉藤由貴。何かべらんめぇてやんでぇみたいな不思議な文体です。

読了日:10月01日 著者:筒井 康隆



Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 9/29号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 9/29号 [雑誌]

【メモ】中東寄りにシフトしつつ国内統一を図ろうとするトルコのエルドアン首相。フリーダ・カーロの真贋論争:美術界は「推定有罪」・専門家の「直感」による真贋の見極め・贋作であっても支持される作品。Emma Donoghue "Room" 読みたい。ブッカー賞候補。

読了日:10月02日 著者:



Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/6号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/6号 [雑誌]

【メモ】尖閣諸島危機は、日本が地域外交で指導力を発揮するチャンス(?)。ママ・グリズリーは政治や社会の現状に不満を抱く層に対する宣伝にすぎない。レディー・ガガより奇抜な世紀の大女優ベルナール。フェースブック映画『ソーシャル・ネットワーク』(デビッド・フィンチャー)観たい。イスタンブールのリゾート写真の次記事が、命がけのソマリア脱出密航船。今号は全体的に読みどころ多し。

読了日:10月08日 著者:



月刊 アフタヌーン 2008年 09月号 [雑誌]月刊 アフタヌーン 2008年 09月号 [雑誌]

岡戸達也の3本同時連載てすごいな…。内容は薄めだと思うけど。

読了日:10月08日 著者:



月刊 アフタヌーン 2008年 10月号 [雑誌]月刊 アフタヌーン 2008年 10月号 [雑誌]

豊田徹也が壊れてる…。でも雰囲気はやっぱりそのまま。

読了日:10月09日 著者:



Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/13号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/13号 [雑誌]

【メモ】通貨切り下げ戦争に勝者なし。中国とアジアの新冷戦・東南アジア諸国が中国への対抗として、軍事費支出を増大させている。冷静すぎるオバマに怒る有権者ティーパーティー。ヨーロッパ各地で反イスラムを掲げる極右政党の台頭が、イスラム過激派にテロの大義を与えている。超低金利政策は納税者の「負担」である。スヌーピーかわいい。

読了日:10月09日 著者:



シノビガミ・リプレイ戦(1)  事無草、咲く (富士見ドラゴン・ブック)シノビガミ・リプレイ戦(1) 事無草、咲く (富士見ドラゴン・ブック)

シナリオは対立型と協力型を一本ずつ。シノビガミ田中天参戦のインパクトは絶大で、開始前の全然関係ないトークがすごいことになっており、まさにツカミはオッケーな感じでした。本編はいずれもオーソドックスな印象で分かりやすく、参考になります。ただ、協力型シナリオはマスターの準備と戦闘の負荷が大きそうですが…。対立型については、学園モノということもあってか、PC 間は単に敵対関係という感じではなく、かといって馴れ合いでもない、大変面白い関係だったと思います。良かったです。続編はどんな展開になるんだろう?

読了日:10月12日 著者:河嶋 陶一朗,冒険企画局



応用情報・高度に出る午前共通知識問題〈2010〉 (情報処理技術者試験対策書)応用情報・高度に出る午前共通知識問題〈2010〉 (情報処理技術者試験対策書)

お世話になりました。

読了日:10月17日 著者:アイテック情報技術教育研究部



合格への総まとめ 応用情報・高度午前共通知識対策〈2010〉 (情報処理技術者試験対策書)合格への総まとめ 応用情報・高度午前共通知識対策〈2010〉 (情報処理技術者試験対策書)

お世話になりました。

読了日:10月17日 著者:アイテック情報技術教育研究部



月刊 アフタヌーン 2008年 11月号 [雑誌]月刊 アフタヌーン 2008年 11月号 [雑誌]

岡戸達也の作品はじわじわくる感じ。でも全体の雰囲気など、借り物感は強いかもしれないです。

読了日:10月19日 著者:



Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/20号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/20号 [雑誌]

【メモ】グーグル(アンドロイド)とアップルの戦いは、パソコン時代のアップルとマイクロソフトの戦いと同じ? テロ組織を支持するパキスタン政府→インド政府との結び付きが強い非パシュトゥン人に支配されたアフガン政権誕生を脅威とみなしている。欧米でテロの脅威が高まっている理由は、アルカイダの焦りとヨーロッパで暮らすイスラム教徒の疎外感。チェチェンのカディロフ大統領は敬虔なイスラム教徒兼武闘派。メキシコでは政府と麻薬カルテルとが全面戦争中。MET の『ニーベルングの指環』観たい。

読了日:10月19日 著者:



月刊 アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]月刊 アフタヌーン 2008年 12月号 [雑誌]

木尾士目の赤ちゃんマンガが一番面白い気がする。ネガティブな部分がぐいぐい出ていて。

読了日:10月20日 著者:



這いよれ!ニャル子さん 5 (GA文庫)這いよれ!ニャル子さん 5 (GA文庫)

いつも通り小ネタ満載。大ネタというか、ストーリーとか伏線的なモノはもはや飾りです。シャレ単語の羅列が一番面白いのだものなー。このまま行けるところまで行ってください。あと、狐印のイラストに水木しげるっぽいのが1枚混ざってるのは何なのだろうか…。

読了日:10月22日 著者:逢空 万太



月刊 アフタヌーン 2009年 01月号 [雑誌]月刊 アフタヌーン 2009年 01月号 [雑誌]

表紙が一番インパクトある。

読了日:10月23日 著者:



モーニング2 ( モーニングツー ) 2009年 9/2号 [雑誌]モーニング2 ( モーニングツー ) 2009年 9/2号 [雑誌]

変ゼミ面白い。

読了日:10月24日 著者:



Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/27号 [雑誌]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2010年 10/27号 [雑誌]

【メモ】右傾化する独メルケル首相。ゲリラの主力兵器の1つは頑丈なトヨタ・ハイラックス。成長力を失っているロシアには、天然資源依存で国営企業中心の経済運営モデルから、技術依存型の産業への転換が必要。

読了日:10月25日 著者:



月刊 アフタヌーン 2009年 02月号 [雑誌]月刊 アフタヌーン 2009年 02月号 [雑誌]

木尾士目の赤ちゃんマンガ、とても重い。目が離せない。

読了日:10月26日 著者:



迷宮キングダム・リプレイ(1)黙示録の乙女(富士見ドラゴン・ブック)迷宮キングダム・リプレイ(1)黙示録の乙女(富士見ドラゴン・ブック)

リプレイ第一弾。私がまよキンをとても好きな理由のひとつであるところの、世界観の受け入れ口が広くて何でもアリな感じが、このリプレイでもよく出ていて、とても楽しめました。他社の書籍よりも書き込み過多でゴチャゴチャしてるのが、冒企さんらしくて好きです。ヒゲ先生のネーミングセンスも相変わらず素敵です。シナリオについては、ダンジョンに潜る前に一度戦闘を入れるのはいいなと思いました(逆に、内部の戦闘は少なめに)。参考にしたい。ロールプレイを積み重ねて、感情値を上下させるところもいいですね。

読了日:10月27日 著者:河嶋 陶一朗,冒険企画局



読書メーター